こんにちは、ちゃが丸です。
ラグビーワールドカップ2019、日本戦、感動しましたねっ!
かく言う私もラグビーには疎かったのですが、10月13日(日)にあった日本vsアイルランド戦で目を離せなくなっりました。
「日本がベスト8入りするということはこれまでには考えられなかったような躍進で、ものすごい奇跡を見ているんだぞっ!」と熱く語っていたのは一緒に観戦したラグビー経験者の友人。
これを機にたくさんの人が日本代表の選手の紳士的でまっすぐな魅力、相手選手も凄かったこと、ラグビーというスポーツが試合が終わったら敵・味方なく称賛し合うスポーツだということなど、いろんな魅力に気付かれたと思います。
せっかくラグビー熱が上がってきたのにこのまま終わるなんてもったいないっ!
、、、というわけで、初心者の目線からラグビーの見どころ・今後の注目ポイントを記録してみたいと思います!
これから出てくる凄い奴はだれだ?!と考えたみたところ、やっぱりニュージーランドは外せない。
10月20日(日)の日本vs南アフリカ戦で、日本は惜しくも負けてしまいましたが、今回の南アフリカの底力は凄かったのは言うまでもありません。
恐らく、決勝ではニュージーランドを当たるはず。(当たって欲しいっ!)
そこで、今日はニュージーランドの注目選手、ボーデン・バレットについて調べてみました!
ボーデン・バレットってこんな人
現在28歳、187cm、92kgのイケメン。
2016年、2017年と2年連続でワールドラグビーの最優秀選手に選ばれた人です。
ニュージーランド代表にジョーディー・バレット(22歳、194cm、102kg、ユーティリティバック)、スコット・バレット(25歳、197cm、118kg、ロック)という2人がいますが、この二人とボーデン・バレットは3兄弟。
兄弟・姉妹は全部で8人っ!
お父さんもニュージーランドのチームであるウエリントン・ハリケーンズのフォワード(FD)で、お母さんはバスケットボールの選手。
色々、すごいですね。
今大会中、13日に祖父であるエドワード・マイケルバレットさん(78歳)の急死がニュージーランドの国内紙で報じられました。
3兄弟はショックの中も10月14日のカナダ戦を乗り越え、準々決勝へ進まれたようですね。
メンタルのコントロール術もピカイチ。
10番(スタンドオフ)→15番(フルバック):ホーデン・バレット
ホーデン・バレットはニュージーランド代表として、これまでは10番を務めてきたようです。
2019年ラグビーワールドカップの公式ホームページにも10番と載っています。
10番(SO:スタンドオフ)は後ろの集団(BK:バックス)をまとめる指令塔と言われるポジションで、正確なキック力や瞬発力が求められる攻撃の起点。
全体を把握して、自ら走って、ボールを蹴って、攻撃の方向性を決めます。
日本代表でいうと田村選手ですね。
では現在任されている15番がどんなポジションかというと、チームの最後尾にいる、サッカーで言うところのゴールキーパーのようなポジション。
いわゆる「最後の砦」と呼ばれています。
敵の陣形やチームの現状を最後尾から把握して後方部隊(バックス:BK)を統率します。
10番も15番も全体を見渡す視野の広さが必要な指令塔のようですが、加えて、最後の砦といわれるからには、もちろん、高度なディフェンス力(タックル)が求められます。
サッカーと違うのは攻撃(オフェンス)にも防御(デイフェンス)にも転じられるところ。
もともとスタンドオフ(SO)の選手なので走りとキックの正確性、それから全体が見渡せる視野の広さと判断力はピカイチ。
そこにディフェンス力が備わった、、、。
考えるだけで恐ろしい、、、。
じりじりと動かなかった防御態勢が一瞬にして切り込み型の攻撃にチェンジするのもラグビーを見ていて面白いところ、、、そんな攻防戦が今から目に浮かんでしまいます。
守備・攻撃の両方をこなせるボーデン・バレットが最後尾で目を光らせるニュジーランド戦、期待が高まります。
15番(FB:フルバック)ってどんなポジション?
陣形の最後尾に控える最後の砦
「フルバック(FB)」つまり、一番(フル)後ろ(バック)のポジション。
チームの最後尾にいる、サッカーで言うところのゴールキーパーのようなポジションです。
日本人選手で有名なのが五郎丸選手。
今回はウイング(WTB)でしたが松島選手も今大会でFBとWTBの両方で登録されています。
FBは敵の陣形やチームの現状を最後尾から把握して後方部隊(バックス:BK)を統率します。
そして、砦というからには防御力(タックル)が必須っ!
ここを突破されるとトライされてしまうので1対1のシチュエーションに耐えられるスキルが必要です。
足の速さとか、切り替えの早さとか、瞬発力とか、、、。
そして、タックルにも色々技術があって、相手の体格に合わせてタックルする場所を変えているようです。
タックルの一番理想としては相手選手の腕の上からがっちりと固めてしまいたい。
何故かというと、そーすればボールを他の選手に渡せなくなるからです。
ラグビーはボールを一定時間キープしていると反則(ノットリリースザボール)になるので、ボールを逃がさない&相手から反則を奪えるために、タックルを上手にしなくてはいけないのですね。
トライゲッターの道を切り開く切り込み隊長っ?!
トライゲッターつまり、切り込んでトライする(得点を取る)ポジションの人をウイング(WTB)といいます。
ウイングの背番号は11と14で陣営後方の左右にいて足の速さと瞬発力が必須です。
日本代表でいうところの福岡選手と松島選手。
彼らの足の速さと切り込みの鋭さには日本中が歓喜しましたねっ!
ウイングが切り込むためには敵の陣形にスキを作る必要があります。
その役目を担うのがセンタ-(CT)とその後ろに控えるフルバック(FB)。
CTは左右WTBの内側に2人いて、敵陣に突っ込んでいったり、パスをまわしたりして正面の敵に揺さぶりをかけるポジション。
そしてフルバック(FB)はそのCTの後ろで構えています。
FBは全体を見渡していて、味方の攻撃態勢と敵陣の守備態勢を見極め、切り込むポイントを瞬時に判断!
しかも、ボーデン・バレット自身も瞬発力と走りが出来るので誰がトライにいくのか、、、?
、、、怖い、、、予測不可能ですね。笑
敵陣を見ながら全体を統率する指令塔
FBは「自分で切り込むのか、仲間に託して陣地を広げるのか?はたまたウイングに切り込ませるのか??」を瞬時に判断する必要ががあります。
ラグビーには「陣地」という着眼点があって、それは何かというと、味方がいるフィールドの広さを指します。
ラグビーのルールで
- 攻撃の時、前に投げてはダメ
- 前に投げちゃダメだけど蹴るなら前でもOK
- 相手の攻撃の時は相手のボールより向こう側(相手のゴール側)に行ってはダメ
というものがあります。
これはつまり、ボールを持っている場合その周辺が両チームがぶつかる停滞前線のようになって、点を取るためには、この停滞前線をなんとかグリグリ相手チーム側に運んでいく必要があるわけです。
その方法は大雑把にいうと
- ボールを体の下に入れたまま、スクラム(団子のような状態)を組んで力でグリグリ押しつつ前に進む
- ボールを持った人が敵陣に切り込んで走る
- ボールを敵陣内に蹴って、キャッチする時に相手に打ち勝って奪う
があります。
、、、でFBの選択肢として多いのが2、3。
そのためには自分が切り込むorウイング(福岡選手や松島選手のように切り込む係りの人)に回すべきか、それともボールを蹴って競り合うに有利な敵陣の状態なのか??を瞬時に判断する必要があります。
ボールと敵陣、味方の配置を常に把握して全体の流れを作っていく超重要なポジションなんですね!
、、、それにしても、オールマイティーにこなせる身体能力と広い視野と試合の動向を先読みする頭の良さが必要なんて、、、めっちゃ難しそうですね。汗
まとめ
いかがでしたか?
今回はニュージーランド代表のホールデン・バレットについて
- 攻撃の指令塔、スタンドオフ(SO)から守備も攻撃も求められるフルバック(FB)に変更した
- 2016年、2017年のワールドラグビー世界優秀選手
- オフェンス(攻め)では切り込むのか?蹴るのか?
- ディフェンス(守り)では1対1のタックルにも注目っ!
- 3兄弟で出場していて、他の兄弟の活躍にも期待できるっ!
などなど、紹介してきました。
10月26日(土)のイングランドvsニュージーランド戦、、、と、おそらく11月2日(土)の決勝戦、、絶対に見逃せないですねっ!!
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